ニチレイフーズ 北海道支社

杉原伸郎北海道支社長
「本格炒め炒飯」が20周年。ギネス世界記録にも認定
国内冷凍食品業界で売上高が第1位(20年度)。言わずと知れた冷凍食品のリーディングカンパニーだ。
特にチキン、米飯、野菜のカテゴリーで高いシェアを維持し、その広大なビジネスフィールドは多くの食シーンを支えている。
なかでも21年に発売20周年を迎えた「本格炒め炒飯」は、冷凍炒飯のカテゴリーにおいて発売以来、20年連続で国内売上げナンバー1を達成する看板商品だ。8月には年間売上げ(20年)が世界最大の冷凍炒飯ブランドとして、ギネス世界記録に認定された。22年もさらなる売上伸長を目指している。
同社の製品には道産原料も多く用いられている。実は「本格炒め炒飯」には道産一等米が100%使用されている。また、1920年に日本で初めて冷凍食品事業がスタートしたのが道南の茅部郡森町であるなど、北海道との縁は深い。
現在「森工場」では、道産の豊かな食材を取り入れ、最新の加工技術を駆使して業務用冷凍コロッケ、メンチカツなどを全国へ供給している。
杉原伸郎支社長は「冷凍食品事業は100周年を経て、新たなステージへと向かっています。独自能力を磨き〝冷凍食品の価値〟を創造し、食を通じて健康で豊かな社会の実現に貢献していきたい」と力強く語る。