鈴木商会

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ダイヤモンド・ブラッシュプロジェクトのメインスポンサー契約を締結

リサイクル分野からESGとSDGsの両立を実現

「鈴木商会」は、鉄やアルミをはじめ、家電、自動車など、あらゆる資源の再利用化を目指す総合リサイクル企業。
 21年はESG(環境・社会・ガバナンス)とSDGsへの取り組みを深化させた。
 その一環として、海洋プラスチックごみ対策の連携組織「アライアンス・フォー・ザ・ブルー」への参画に伴う廃棄漁網のリサイクル事業の開始を発表したほか、サステナブルなファッション産業への移行を目的とした「ジャパンサステナブルファッションアライアンス」に加盟した。
 また、北海道フロンティアリーグの球団「石狩レッドフェニックス」とパートナー契約を締結。選手の就業受け入れを始めたほか、北海道日本ハムファイターズのグッズのリサイクル活動へ参加。さらに同球団が進めている少年野球場の修繕・整備プロジェクト「ダイヤモンド・ブラッシュ」のメインスポンサーとなるなど、連携を強化した。
「世界的にサステナビリティの重要性が高まる中、当社がすべきことを選定しました。環境問題の解決と地域貢献をリサイクル分野から支援したい」と駒谷僚社長。
 22年は4月に苫小牧市に新工場が稼働予定。年間1300㌧の廃棄漁網のリサイクルが可能となる。また、30年までに廃棄物の埋め立て量を現在の半分に削減するため、廃棄物の選別にも注力していく。
「将来的に資源不足は避けられないため、我々が資源の再利用を積極的に推進していく。目指すのは〝資源循環型製造業〟です」と駒谷社長は語る。

鈴木商会
札幌市中央区北4条西4丁目1 伊藤・加藤ビル6階
TEL:011・280・1281
https://www.suzuki-shokai.co.jp/
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リサイクルでさまざまな素材を再生
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駒谷僚社長

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