サツドラホールディングス
創業50年目突入。3つの成長戦略で第2の創業期へ
ドラッグストア「サツドラ」のチェーン展開で成長。現在は第2の創業期と位置づけ、「ドラッグストアビジネスから地域コネクティッドビジネスへ」というビジョンのもと、取り組みを進めている。21年は、具体的に地域との連携も進んだ。協定を締結したのは利尻町や室蘭市、大樹町、美幌町におよび、江差町では地域還元型EZOCAの運用を開始した。そのEZOCA会員は9月に200万人を突破。コロナ禍で、ドラッグストアが社会インフラ化した証左と言っていいだろう。
社内的には「健康経営宣言」を策定するなど、働きやすい職場づくりが進む。「札幌市がん対策認定企業(プラチナクラス)」や子育てサポート企業「くるみん」に認定。グループ全体の健康推進体制を強化することを目的に、「CHO(Chief Health Officer)」の役職も新設された。
また20年9月に新築移転した本社が「第34回日経ニューオフィス賞」と「北海道ニューオフィス推進賞」を受賞。「地域コネクティッドビジネス」を体現し、地域と連携したイベントを開催していることなどが評価された格好だ。
21年12月25日に創業50年目。「店舗の生活総合化戦略」「地域プラットフォーム戦略」「コラボレーション戦略」の3つの成長戦略で、次代に向けた一歩を踏み出した。