生活協同組合 コープさっぽろ
待望の新店オープン。SDGs、社会貢献活動も拡大
21年11月11日、コープさっぽろ108店舗目となる「やまはな店」(札幌市中央区南22西10)が開店した。
19年から取り組んでいる「大惣菜化プロジェクト」を同店でも展開。生鮮素材を活用した商品やデリカコーナーを中心に、すぐ食べられる商品を数多く取り揃えた。また、店舗には地域の組合員が集う「トドックステーション」も併設。同生協の取り組みが凝縮した店舗となっている。
2階にテナント入居したのは「無印良品」を展開する良品計画(本社・東京都豊島区)。今後は同社と協働しながら出店を加速させることになりそうだ。
同生協が事務局となり、19年に発足した「北海道SDGs推進プラットフォーム」の取り組みも注目された。
21年7月からは「マイボトルの使用」「ペットボトルの完全リサイクル」「海や川などの清掃活動」などを行う「マイボトルエコアクション」がスタート。10月には全道44カ所で市民、事業者、団体が参加する「Hokkaido海のクリーンアップ大作戦!」を実施した。
道内の各市町村と包括的連携協定を結んでいることでも知られるが、21年は新たに様似町と締結。これまで学校給食がなかった同町の小中学生や、教職員へのスクールランチ事業が始まった。帯広の工場から温かい状態を保ったまま届けており、おいしいと好評だ。