玄米酵素
創業50年。変わらぬ理念で愛食者60万人達成を目指す
北海道発の健康補助食品「ハイ・ゲンキ」が国内外から支持されている。21年10月には創業50年を迎えた。
1971年、創業者の岩崎輝明氏が病弱だった自身や家族が玄米酵素で健康を取り戻したことで、乱れた日本人の食生活を正そうと立ち上がった。健康食品という概念すらなかった時代だが、理念を貫徹。愛食者が徐々に広がり、確固たるブランドを築いた。
玄米が身体に良いのは周知の通りだが、手軽に摂取するのは難しい。ハイ・ゲンキは、欧米化した食生活の栄養を補完し、バランスを整えて食習慣の改善を図るものだ。
同社では、創業50年を機に「玄米酵素人ビジョンNEXT50」を提唱。同社の歴史を土壌に「医療」「食」「教育」「農業」「自然」の分野から、健康で幸せな社会づくりへと貢献する。創業理念の「食改善で真の健康をお届けする」をもとに、〝愛食者60万人〟を目指す。
近年は、オンライン普及推進室やスタジオも開設。健康講座や医師らが出演するYouTubeなど、発信力を強化。コロナ禍にあってセミナー参加者は1万人を超える。
鹿内正孝社長は「至上命題である愛食者60万人達成のためにも、オンラインセミナーの参加者60万人を目指す。〝出会い方法〟が変わった時代を追い風にする」と新たな年の決意を語る。