カルビー 北海道支店
北海道は〝第二のふるさと〟サッポロポテトは50周年
日本を代表するスナック菓子メーカー。「ポテトチップス」は国内トップシェアを誇っており、「じゃがりこ」や「かっぱえびせん」、シリアルでは「フルグラ」など多数のヒット商品を輩出している。
カルビーを語る上で、北海道は欠かせない存在だ。創業は広島県だが、商品の原材料である国産じゃがいものうち、およそ8割が道産。千歳市に直営工場を構え、関連会社「カルビーポテト」(本社・帯広市)の帯広工場を含めて500人以上を雇用しているほか、道内の契約生産者は1100戸を超える。
22年は、ロングセラー商品「サッポロポテト」が発売50周年を迎える。札幌オリンピックが開催された1972年に発売して以来、老若男女から愛されてきた。カルビーにとっては、初めて原料として生のじゃがいもを取り入れた商品でもあり、今日の同社のルーツとも言える逸品だ。
「サッポロポテト」の商品名となっている札幌は、22年に市制100周年を迎える。そこで双方のアニバーサリーを記念したキャンペーンの実施も検討している。
後藤綾子東日本営業本部長は「北海道は当社にとって〝第二のふるさと〟。さまざまな取り組みで北海道を盛り上げていきたい」と話す。
また、中世良明北海道支店長は「〝北海道といえばカルビー〟という支店スローガンを掲げています。これからも地域に根ざした活動を続けていきます」と意気込む。