【コロナ禍で〝悪者扱い〟されて丸2年】〝歌わないカラオケ〟ピロス(新札幌)の戦略

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社長の金子亮さん(右)とスタッフ。「落語園芸ルーム」は、落語家のサインや本がズラリ

 新型コロナが感染拡大し、丸2年。当初、真っ先に矢面に立たされたのが「昼カラ」だった。〝歌うことが悪〟とされるような報道の中、新札幌の「ピロス」が講じた生き残る策とは――。  全国カラオケ事業者協会によると、2020年の市場規模は1973億円で、前年比マイナス48%と激減。全国9344店中、908店舗が閉店した。 繰り返される時短営業や自粛に加え、カラ...

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