北海道オリンピア
再生可能エネルギー分野に注力。サウナ技術も脚光
今年7月で設立35周年を迎える「北海道オリンピア」。重油や灯油、廃油などを用いたボイラーやヒーターなどを製作してきた。
近年は個人住宅向けに太陽光発電設備の販売、施工や蓄電池の販売、設置も手がけている。2022年は法人に向けて再生可能エネルギー活用のコンサルティングも開始予定。各種補助金の活用や節税の指南も行う方針だ。
「脱炭素社会に向けて、化石燃料の市場は縮小する。これからは再生可能エネルギー分野で社会に貢献していきたい」と宮本典英社長。
一方、サウナの熱源工事にも豊富な実績を誇る。21年はユニットハウスメーカーと共同で屋外型のサウナを開発。道内家具店とコラボレーションした独自のサウナも開発中だ。これまでにスーパー銭湯「極楽湯」をはじめ、多くの公衆浴場を手がけて蓄積した確かな技術が、サウナブームによって脚光を浴びている。