さっぽろ白石内科消化器クリニック

高橋 祥院長
たかはし・しょう／１９９８年札幌医科大学卒業。同大学病院第４内科（腫瘍内科）入局。２０１１年から３年半の間、被災地支援として岩手県陸前高田市にある岩手県立高田病院で勤務。17年９月開業。

電話診察により来院は検査時の１回のみ

　仕事で忙しい現役世代に向けて、受診しやすい診療体制を整えているのが「さっぽろ白石内科消化器クリニック」だ。
　高橋祥院長は通院や検査時間の短縮に力を入れており、クリニックは利便性が高い地下鉄東西線「白石駅」に直結した白石ガーデンプレイスビルに入居する。
　大腸内視鏡検査では初診を電話診察にすることで来院を検査時の１回で済ませている。
　これらの特徴は感染症対策の観点からも有効。通院や検査時に人との対面や接触の時間が少ないためで、企業の健康診断など法人からの問い合わせも多い。
　また、高橋院長は患者の身体的な負担軽減にも取り組んでいる。「当院では麻酔検査が基本です。〝眠っているうちに終わる内視鏡検査〟がモットーです」
　検査時の痛みを少なくするため、内視鏡を挿入しない大腸ＣＴ検査や下剤を大量に飲まない大腸内視鏡検査も提供している。
　このほか胸部レントゲン検査や、クリニックでは珍しい肺ＣＴ検査も実施する。