桑園オリーブ皮膚科クリニック

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米田 明弘理事長院長
よねた・あきひろ/1997年札幌医科大学医学部卒業。2002年同大大学院修了。米国Wistar研究所、札医大皮膚科外来医長、病棟医長などを経て、14年4月開院。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。

アトピーをピンポイントで抑制する

 耐え難いかゆみで睡眠の質も低下するアトピー性皮膚炎。外見的な悩みを持つ人も多い。
 米田明弘院長は、ステロイド治療で改善が見込めない中・重度のアトピー患者向けに、遺伝子組み換え抗体「デュピルマブ」が含まれた薬剤の皮下注射を実践している。
「2018年に承認された薬剤で、3年前に治療を始めましたが、皮膚のかゆみやかたさ、赤みが抑えられるなど患者さんの経過は良好。一見、アトピーだとわからないくらいに回復しているケースもあります。アトピー原因物質の働きをピンポイントで抑制でき、副作用もほぼ認められません」と自信を見せる。
 患者自身による自己注射を推奨しており、1~3カ月分の薬剤を一度に処方することで、高額医療費制度を活用できるケースも多い。
「針の見えないペン型の注射器で、慣れれば1分程度で終えられます。保険適用ではあるものの安い治療とは言えませんが、得られるベネフィットも大きい。悩んでいる人は試してみる価値はあります」と語る。

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