ちば内科・消化器内科
千葉 篤院長
ちば・あつし/1992年旭川医科大学医学部卒業。旭川厚生病院、帯広市立病院、富良野協会病院、市立旭川病院などのセンター病院を経て、2017年4月開業。日本消化器病学会認定消化器病専門医。
ピロリ菌の除菌で胃がんを予防する
「離乳食の普及を背景に、親から子に口移しする機会は以前に比べ激減しました。それに伴い若年層がピロリ菌に感染するリスクは下がっています」と千葉篤院長は話す。一方で、中高年はピロリ菌を保有している可能性が否定できないという。
ピロリ菌は胃がんの発症リスクを高めると言われているが、除菌することで胃がんの発症を予防できる。同院ではピロリ菌の有無を呼気テストで確認し、菌の保有者には除菌薬を処方。経口薬で除菌が可能だ。
呼気検査のみの場合は保険適用外だが、胃カメラ検査と同時に行えば保険適用になる。医療費を考えれば胃カメラとの併用一択だが「検査が苦しそう」という恐怖心もあるだろう。
その点、千葉院長は日本内視鏡学会学会指導医として内視鏡操作の技術を高めてきた医師であり、苦痛を感じるポイントを避けながら検査を進めていく。使用する内視鏡は新型の経鼻内視鏡で、検査の所要時間はわずか4~5分で済む。
また、大腸がんの早期発見にも尽力。大腸カメラの扱いも得意としている。