マサル不動産
業界のイメージを払拭する〝追わない〟スタイルが好評
「対応が悪く、空室を〝放置する〟など、粗悪な管理会社にあたったことで、以降、自主管理にこだわり続けるオーナー様が一定数います」と話すのは、賃貸管理を主事業とするマサル不動産の菊地勝裕社長。
顧客の半数以上が「不動産会社は信用ならない」と警戒心を抱いていたが、同社に巡り合ったことで「不動産業界のイメージが大きく変わった」と口をそろえるという。
菊地社長は「当社は強引な営業は一切しません。『入居率を上げる』『入居者への誠実な対応で退去率を上げない』。この当たり前のことを実践するだけ。結果は後からついてきます」と話す。
数多く手がける中古収益物件の売買仲介においても顧客目線のスタイルを貫く。
「表面利回りは高くても、例えば浴室とトイレが一緒であったり、新築時の家賃のまま十数年入居しているケースもあります。ひとたび空室になれば、広告料がかさんだり、家賃を大幅に下げないと申し込みが入らないケースもある。目利きが重要」と菊地社長。
また、新築企画も得意とする同社には、相続を視野に入れた建て替えの相談も多く寄せられている。