道陸協にも800万、レガシーマラソンに力入る道新
北海道マラソンが8月28日、東京五輪のコースを使用したレガシー大会として、3年ぶりに開催。参加者をはじめ、規模を拡大させて実施する。大会の事務局を北海道新聞社が担当。「これまで以上に道新のキラーコンテンツに成長させたい」(道新関係者)という。
道新は五輪マラソンの委託事業者として競技を支えた。3月には東京五輪・パラリンピック競技大会委員会から委託費が支払われた。
北海道陸上競技協会も審判員を派遣するなどして、五輪マラソンを支援。昨秋には道新から運営協力金800万円を受け取った。この金額は例年、道マラソンに協力している道陸協が道新から受け取っている共催事業費と同程度だという。
「一方で、道陸協にも五輪競技大会委から対価が支払われた。そのため、本来なら、道新は道陸協に運営協力金を支払う必要がない。しかし、過去2回開催できなかったお詫びと、引き続きの支援へのお願いという意味合いだろう。道新はそれくらい、道マラソンに力が入っている」と前出マスコミ関係者は語る。