【なぜ道庁は動かないのか!】安平町“産廃施設7年戦争”で透けた法の盲点

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産廃処分場の計画地の周辺

 安平町が難題を抱えている。産業廃棄物処理施設の建設計画に対して町、議会、多くの住民が反対する中、事業者は姿勢を変えず、7年間も平行線をたどっている。激しい対立にはなっていないものの、溝は深い。冷戦状態が続いている。 机上の空論と言わざるを得ない審査  4月に実施された安平町議選。無所属で戦った新人の内藤圭子氏が611票を獲得し、トップ当選を果た...

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