Aimペイロールエージェンシー
給与計算代行で企業に貢献。〝後発〟ながらも質で勝負
Aimパートナーズグループの一翼を担う給与計算代行の「Aimペイロールエージェンシー」。2020年設立の〝後発〟企業だが、破竹の勢いで顧客を獲得している。
グループのスケールメリットを生かし、会計事務所や社会保険労務士法人からの紹介も多い。
五十嵐浩紀社長は「給与計算を内製化している企業は、担当者が退職した場合、替わりの人材が見つからないケースが多い。また、給与というセンシティブな情報が社内に漏れると、社員の士気低下につながる恐れがあるため、複数の担当者を置くこともリスキー」と分析。こうした企業の危機意識の高まりもオファー増加の背景にあるという。
「計算ミスが多い」との理由で他社からの〝乗り換え〟も少なくない。給与計算には社会保険料や所得税の算出がつきものだが、同社ではグループ内の士業と連携。さらに顧客ごとの専任体制を敷いて責任の所在を明確にすることで、精度向上につなげている。
「労働力が減少の一途をたどる今、中小企業こそ給与計算をアウトソーシングし、コアビジネスに注力する体制を整えるべきです」と五十嵐社長は話す。