将軍ジャパン

〝地域密着型サービス〟掲げ、全国に事業を展開

　理美容事業のほか、不動産、ビューティー、飲食、広告と、幅広い職種で多角的な経営を展開している「将軍ジャパンホールディングス」（杉本好法社長）。グループの中核を担うのが全国で２０９店舗の理美容店を展開している「将軍ジャパン」（丹波孝司社長）だ。
　同社は「理容のディスカウント」や「カットショップクイック」などの理容室のほか、「クイックカットＢＢ」、「カットバリュープラス」などのヘアカット専門店、「サロンドＶＩＶＩ」などの美容室を展開。４月20日には滝川市内で初出店となる「クイックカットBBイオン滝川店」（滝川市東町２）をイオン滝川店内にオープンさせた。
「コロナや大雪などで出店計画の遅れなどがありましたが、緊急事態宣言明けの３月からは各店舗の売り上げも向上してきました。滝川店のオープンを機に、今年の目標である15店舗のオープンを目指していきたい」と丹波社長。
　手軽な価格帯で上質な技術を提供する理容室「メンズサロン ダンディズムプラス」も好調。スタイリッシュな店内と、マッサージを取り入れるなどした理容室本来の心地よさが受けており、昨年９月にオープンした「ダンディズム狸小路本店」（狸小路３丁目）も、中心部で働く男性陣にファンが増えている。
　また、まつ毛エクステやネイルサロンなどのビューティー事業も好調。まつ毛エクステ「セレビアイ」では、５月から若い女性を中心に眉毛をフワッとナチュラルに整える新メニュー「ハリウッドブロウリフト」を加える予定で、今から話題となっている。
　さらに、昨年12月に茨城県守谷市にオープンした低価格帯のヘアーカラー専門店「ディスカウント ヘアーカラー ザ・バリュー」は、同業態では珍しい仕上げのブローまでスタッフが行うサービスが好評だ。
「ウェブからの予約が便利だと好評です。道内でも店舗展開していきたい」と丹波社長。
　一方、不動産事業でも江別市を中心に全17棟１２０世帯を所有。入居率は１００％で、理美容事業を支えている。
　同社では今後も〝地域密着型サービス〟を追求していく。