ヒロ・エンタープライズ

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「ドライシッパー」はマイナス196℃という低温で輸送が可能

厳格な温度管理で安全なメディカル輸送を実現

 企業向けの即日配送から手術用機材や医薬品などの緊急輸送までを担う「ヒロ・エンタープライズ」。
 2018年から道内では希少な〝メディカル輸送〟のサービスを開始した。
 厳格な温度管理が必要で取り扱いが難しい治験薬や検体、細胞株、臍帯血などの輸送を年間3000件以上手がける。
 特殊な車両や資材をそろえており、中でもマイナス196℃の低温を維持できる容器の「ドライシッパー」は、不妊治療に用いる生殖細胞などの輸送に活躍する。輸送はすべてチャーター便で、荷物の取り違えや情報漏えいといったトラブルを未然に防ぐ。
「安全性はもちろん、輸送資材の選定や各種書類の作成、温度管理、測定データの記録といった繁雑な作業の代行で顧客のコスト削減にも貢献します。今後拡大する再生医療の分野にも需要が見込める。さらなる新規事業も検討中です」と廣崎学社長。

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廣崎学社長
ヒロ・エンタープライズ
札幌市白石区北郷3条12丁目1‐30高島ビル2階
TEL:011・879・4888
http://hiro-ep.jp/

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