つしま医療福祉グループ

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サービス付き高齢者向け住宅「ゆうゆうじてき月寒公園」

施設から在宅介護まで地域で暮らす高齢者をサポート

 社会福祉法人・医療法人・学校法人など、10の法人からなる「つしま医療福祉グループ」。高齢者や障がいのあるすべての人が自立し、それぞれがその人らしく暮らせる地域社会の実現を目指し活動を続けている。そのグループの母体となっているのが「ノテ福祉会」だ。
 独自で構築した〝特養を核としたノテ地域包括ケアシステム〟を実践しており、各地域に設置した本部を拠点として、施設の入居者のみならず、在宅で暮らす高齢者や介護に関わる地域の人々まで、さまざまな支援を行っている。
 この5月には千葉県に関東初の特別養護老人ホーム「ノテ船橋」をオープンさせた。今後は「ノテ地域包括ケアシステム」を北海道・仙台のみならず関東圏で本格展開していく意向だ。
 同法人が手がける施設に共通するのは「食の充実」。基本的に食事は自宅と同じように、居室を出て食堂で食べるスタイル。
 例えば、サービス付き高齢者向け住宅「ゆうゆうじてき月寒公園」ならば、朝食は和洋バイキングで、その日の気分に応じて好きなものを好きなだけ食べられる。また、夕食は毎日自分の目で見て、その日の好みで肉・魚の2種類からメイン料理を選ぶ。さらに、1階のバーラウンジではアルコールまで楽しめる。
 サービス付き高齢者向け住宅は介護が必要になると住み替え先を探す必要に迫られる。慣れ親しんだ住まいを離れるのがつらいという声をよく聞く。
 しかし、「ゆうゆうじてき月寒公園」は2階が介護付有料老人ホーム。要介護になっても変わらず住み続けることができる。これも魅力だ。
 グループには、看護師をはじめとした医療人を育成する「日本医療大学」、各施設と連携し、地域の医療を支える「日本医療大学病院」もあり、万全の体制を敷いている。
 さらに、同じグループの「日本介護事業団」も同様に地域包括ケアを実践している。2021年には、生涯活躍のまち「ココルクえべつ」をオープン。高齢者や障がい者らの暮らしを支えるとともに、年齢や障がいの有無、国籍を問わず、多世代が交流し、共生できる社会を北海道や江別市、地域の住民らと作り上げている。

つしま医療福祉グループ
つしま医療福祉グループ総合相談センター/札幌市豊平区月寒東3条11丁目1‐55日本医療大学病院内
TEL:0800・800・3730
http://tsushima-group.com/
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清潔で広々とした居室は機能性も良い
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1階のバーカウンターでアルコールを
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対馬徳昭代表

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