光ハイツ・ヴェラス
「北海道ボールパークFビレッジ」に新レジデンスをオープン予定
全国有料老人ホーム協会の正会員で、札証アンビシャスの上場企業として高い知名度と信頼度を誇る「光ハイツ・ヴェラス」。札幌、小樽市内に介護付有料老人ホームなど9施設(総居室数1178室)を展開。1987年の設立以来、道内民間高齢者介護福祉施設の先駆けとして、安心で安全に暮らせるシニアライフを提供し続けている。掲げるテーマは「60歳からの〝もうひとつの選択〟を求めて『senior,s home』という暮らし方」だ。
同社のメーンブランドである「ヴェラスシリーズ」の各施設は、プライバシーに配慮した居室のほか、開放的なエントランスや大浴場、レストラン、ラウンジ、多目的ホールなどを完備。フロントでは常時、暮らしに関するさまざまな取次や代行などをサポートしている。
2024年3月には、現在開発中の「北海道ボールパークFビレッジ」(北広島市)にシニアレジデンス「北海道ボールパークシニアレジデンス」(仮称)をオープンする予定だ。鉄筋コンクリート造地上6階地下1階の高齢者住宅で、カフェ・レストランや大浴場、フィットネスも設置したハイクラスな仕様。メディカルモールも併設予定で、充実したシニアライフを送る環境が整っている。290室(21・60平方㍍~59・76平方㍍)を予定しており、来春にも入居者の募集を開始。入居開始は24年6月の予定だ。
森千恵香社長は「世代交流の場を創造する持続可能な町づくりへの取り組みとして、アクティブシニア向けの賃貸レジデンスの開発を日本エスコンが行い、当社は運営を担います。高齢者の方々の健康維持に貢献できれば」とプロジェクト参入の経緯を語る。
一方、「健康長寿社会」の実現に寄与するために業容も拡大している。3月には、札幌、仙台、川崎、横浜市で歯科診療所などを展開し、新たに介護老人保健施設を事業譲渡した医療法人天馬会(本部・神奈川県)と業務提携し、同施設を「ヴェラス八軒」(札幌市西区八軒6条東4丁目4‐22)として運営を開始した。同法人とはほかにも、介護サービスの合同研修の実施や、新たな高齢者住宅の共同開発などを推進している。
「協業は健康長寿社会実現の貢献に寄与し、当社の企業価値も向上すると考えています。地域社会との交流活動についても新たなアイデアを検討しており、人材確保や育成にも力を入れて、地歩をより強固なものにしていく」と森社長は先を見据える。