リビングプラットフォーム【IR特集】

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金子洋文社長

5期連続最高収益を更新。引き続き高いニーズが見込まれる

 介護や障害者支援、保育などのライフケア事業を北海道、首都圏、大阪、東北を中心に展開している。(2022年3月末で97施設)
 22年3月期の連結決算は、売上高116億2500万円(前年同期比27.3%増)、経常利益5億8600万円(同141.8%増)と7期連続増収、5期連続で過去最高益を更新。当期純利益は、新型コロナによる行動抑制の影響を伴いながらも4億500万円(同612・5%増)となった。
 中核の介護事業では2施設を新規開設、M&Aにより5施設を事業継承、1施設の事業譲受を行った。有料老人ホーム、サ高住などの稼働率は87.8%(開設後1年以上経過施設)、グループホームの稼働率は94.1%(同)と高水準を維持した。
 障がい者支援事業では、4施設を新規開設。就労継続支援B型の稼働率は65.8%(同)、グループホームの稼働率は94.7%(同)。
 保育事業の新規開設は5施設、M&Aにより2施設を事業継承。稼働率(同)は、認可保育所が89.4%、企業主導型保育所が48.4%となった。
 金子洋文社長は「介護事業では、4月1日から特定技能1号外国人としてフィリピン人4人を受け入れました」とコロナで遅延していた外国人材の受け入れについて話す。
 次期の業績予想は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、合理的な算定が困難であるため未定とした。

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