キムラ【IR特集】

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木村勇介社長

住宅関連、ホームセンターとも堅調に推移。増収増益を確保

 2022年3月期の連結決算では前期に続いて増収増益を達成。卸売部門が堅調な持ち家着工に支えられ、オリジナルブランドの資材・空調関連システムが好調を維持した。
 小売部門ではグローバルホームセンター「ジョイフルエーケー」を中心として、コロナ感染対策商品が一段落する中、長引く在宅生活を背景に、資材専門店ショップの新規開店や、ペット、DIY関連商品などがプラスを維持。テナント誘致による集客力アップも貢献度を高めた。
 こうしたことが評価され、新業態の「ジョイフルエーケー BUILD‐ON新道店」が2022ホームセンターランキング(ダイヤモンド・ホームセンター誌)で全国トップストアに選ばれている。また、開設20周年を迎えた「ジョイフルエーケー屯田店」では、年内にフードコートを開設して利便性アップなど顧客サービスの幅を広げていく。
 今期の社業方針は「必要な商品を全力でお届けしましょう」。エネルギーのコストアップや各種資材の不足もある中、意味と価値あるサービス提供に力を入れる姿勢を貫き、来期の売上高目標345億円の達成を目指す。
「全社挙げてインフラ整備に必要な資材を提供することを基本とし、業務のIT化導入の幅を広げ、経営陣にも若手を参入させるなどして新たな時代に対応していく」(木村勇介社長)としている。

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資材専門店「ジョイフルエーケー BUILD-ON新道店」

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