告発文・怪文書BOX

今度の犠牲者は「あなたの家族や親族だ」

 2月2日、札幌市消防局救急隊の男性救命士が、火事で煙を吸い心肺停止状態だった58歳男性を搬送する際、患者に酸素を送る装置のバルブを開け忘れ、約19分間、高濃度酸素が送られないミスがあった。男性は搬送先の病院で約9時間後に死亡。同局は昨年4月にも同様のミスを起こし70代の男性が死亡している。こうした一連の事故を受け「形だけでなく、真の改革を望む職員の代表」と...

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