北海道ロードメンテナンス
社内改革に着手。負荷をかけて成長スピードを促進
HRMホールディングスの筆頭事業会社であり、道内最大手の道路維持管理会社。道路維持管理、除雪、下水管更生のいずれも業績は堅調だ。
社会貢献活動にも意欲的で、札幌市のさぽーとほっと基金には「HRMホールディングスグループまちづくり応援基金」の冠基金を設置し、グループ合わせて300万円を寄付。累計寄付金は1500万円に上る。
米野孝之社長が現在取り組んでいるのは社内改革だ。
6年前から毎年、定期的に新卒者を採用。人事考課制度を見直し、大きな仕事をしている社員には役職、給与面で差をつけ、モチベーションをアップさせる。また、中堅以上に対しては責任と権限を明確にし、競争させ、正しく評価することで、人材の底上げを図る。
従業員に変革を求めると同時に、米野社長自身の志も高い。
「高みを目指し、新しいチャレンジを続けていく。また、ホールディングスを下支えし、時には防波堤となり、グループ全体を盛り上げていく。これができるのは当社だけだという自負がある」(米野社長)。
22年は建設中の新社屋が完成する。「北海道ロードメンテナンスグループからHRMホールディングスに代わり4年目。親元を離れ、同じグループの一員としてチャレンジする。私自身、従業員、会社に負荷をかけることで成長スピードを加速させる」と米野社長は意気込む。