開発運輸建設

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自社で施工が可能

揺れに強く、液状化に有効な地盤改良法を提案

 家を建てる前には住宅用地の地盤調査が必要だ。軟弱な土地と判定されれば地盤改良も行う。
 しかし、地盤改良で一般的に用いられる鋼やRC製の杭は、経年劣化による錆や地震による折れなどが発生する。
 また、杭は地中埋設物になるため、土地を売却する際に売り主が杭の撤去や処分費用を出さなければならないなど、資産価値の点で不安が残る。
 注目されているのが「HySPEED工法」だ。愛知県松山市に本社を置くハイスピードコーポレーションが開発した地盤改良工法で、すでに全国で8万5000棟、道内では4000棟の実績があり、道内では「開発運輸建設」などが施工している。
 特徴は、天然の採石を杭の代わりにする点で、地面に穴を掘り、石を締め固めて施工する。
 耐震性が高く、従来の杭よりも排水効果もあり液状化が抑制でき、劣化がないため長期間の使用が可能だ。もちろん、素材は天然の採石のみなので撤去は不要。土地評価額への影響もなく、環境にも優しいという。
 大塚英夫社長は「蓄積されたノウハウで土地に合わせたベストな提案ができます。自社施工体制を確立して、事前調査から工事までワンストップで対応します。まずは相談を」と話す。

開発運輸建設
札幌市白石区流通センター5丁目2-10
TEL:011・864・6751
http://kaihatsu-unyu.co.jp/
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左から工事部の樅山英輝氏と大塚英夫社長

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